食卓での登場頻度の高いにんにく。
スーパーにはたくさんの種類があって、
違いがわからない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
その他に産地による違いや、にんにく料理の代表「ペペロンチーノ」についても紹介していきたいと思います。
かくいう私は、にんにくはチューブではなく生のものを普段から使用しています。
毎日弁当を作り週に3回以上パスタを作るので冷蔵庫には常にストックしておりますが、にんにくがなくなると料理する気力が薄れます笑
せっかく買うなら美味しいものが食べたいし、知らないともったいないと思い記事にしてみました!
是非最後まで見ていってくださいね!
1.美味しいにんにくの見分け方 5選
まず初めに、にんにくの旬について説明していきます。
にんにくは6〜8月の夏が旬と言われています。収穫は年に一度だけで、秋口に種を植えて夏にかけて収穫されます。一度だけというのは驚きですよね!
そして収穫されたのち、冷蔵庫で乾燥させて腐るのを防ぎます。
こうして大切に保管することで一年を通じて安定的に供給されています。
また、旬の時期に先立って5〜6月頃にだけ出回る新にんにくを見かけたら、ラッキー。
是非食べてみてほしいです。通常出回っている乾燥させたにんにくとは違い、実も皮もしっとりしています。水々しいシャキリとした食感は、加熱することなく生で食べられて風味も格別です。
前置きが長くなりましたが、美味しい見分け方5つ紹介していきます。
①ずっしり重たく、中身が詰まっているもの
基本的に粒が大きく肥えているものが、栄養成分もたくさん蓄えています。
その分、風味も豊かに美味しいにんにくになります。
注意してみてみると、意外と各々大きさが違っていますよ!
②芽が出ていないもの
芽が出てしまっているということは、にんにくの粒の養分が流れてしまっている証拠。
粒が小さくなり実がスカスカになってしまいます。
風味や香りが飛んでしまっているものが多いので、避けるようにしましょう。
③全体的に丸いもの
一粒一粒が大きいものを選ぶようにしましょう。
実が丸く大きい分、栄養素を多く含んでおり、風味や香りが豊かなものになっております。
④皮が白いもの
品種によるところもありますが、にんにくは時間が経つと皮が茶色く変色します。
なるべく白いものを選ぶようにしましょう。新鮮のものは乳白色で艶があるものになります。
ただし、スペイン産でよく見られる品種は内側が紫色になっております。
これは品種によるもので問題はありませんので、注意が必要です。
⑤根の部分がきれいなもの
にんにくは通常乾燥されて出荷されますが、根の部分を見れば保存環境の状態がわかります。保存状態が悪いと根からカビが生えてしまうことがあります。カットし中身に問題がなかった場合でも、保存性は低いので避けるようにしましょう。
2.産地による味の違い
続いて産地によって風味が異なってくるので解説していきます。
にんにくは寒いところで採られる寒地系と暖かいところで採られる暖地系で分けられます。
青森県産にんにく(寒地系)
収穫量全国1位を誇る青森県。日本全国の収穫量の6〜7割を担っています。
青森県産のにんにくは「福地ホワイト」と呼ばれる品種がほとんどです。
このにんにくは実が大きく、6〜8片の品種になります。
他の産地のものに比べて風味が豊かで、なんといっても甘味が感じられます。
理由は寒いところで育つ寒地系であるから!
寒くて厳しい環境では凍ることのないよう、にんにく自ら糖度を上げて防いでいるとのこと。
・大振り
・粒が大きい
・6〜8片に分かれている
・風味はにんにくの辛さと甘味のバランスがよい。
・加熱してもホクホクしており美味。
中国産にんにく(暖地系)
にんにくにおける世界総生産量の9割を誇る中国。
何と言っても、中国産は安いです。
中国産のにんにくは「上海早生」と呼ばれる暖かい地域でとられる品種です。
暖地系はにんにくの粒が小さいのが特徴です。
味の特徴としては、少し青臭く辛味が感じるのが特徴です。
青森県産と比べて、みずみずしさはありません。
・安い
・青臭さがある
・ピリピリとした辛味が感じられる
・12粒くらいで形成されていおり、サイズ感は小さい
ただし安全性に不安を感じる方は、別の産地も検討してみるとよいでしょう。
そこでおすすめなのがスペイン産です。
スペイン産にんにく(暖地系)
最近スペイン産のにんにくを見かける機会が多いですよね!
アホモラードという品種のにんにくが使われています。
8〜10片で構成されており、光沢感のある紫色の薄皮で覆われています。
特徴は青森県産ほど甘味は強くはありませんが、マイルドな風味と強いコクが特徴です。
加熱後の臭みや辛味等少ないため、ハーブのような感覚で使用することができます。
ホイル焼きのようなにんにくをメインとする料理はふっくらしてて甘さのある青森県産に軍配が上がりますが、イタリアンや肉料理の付け合わせなど風味をつける点では負けていません。
私はコスパの良さから普段はスペイン産を使うことが多いです。
・8〜10片で構成されている
・マイルドな風味と強いコク
・臭みが少ないが香りはしっかりしているので、加熱調理向き
3.週3回パスタ男が作る絶品ペペロンチーノ
食材、作り方がシンプルなペペロンチーノですが、だからこそ奥が深い。。。
インスタのアカウントでは調理工程を載せていますので要チェック!
最後には上手に仕上がるワンポイントアドバイスを紹介しておりますので是非!
パスタ…120g
オリーブオイル…大さじ1〜2
にんにく…1片
イタリアンパセリ…適量
鷹の爪…1本
塩…適量
茹で汁とオリーブオイルのバランスが大事。白濁したとろみのあるソースができればOK!
・パスタを1分前に上げて、麺に旨味を吸わせる。
茹で汁とオイルを絡ませる。
4.まとめ
今回はにんにくの美味しい見分け方についてまとめてみました。
最後におさらいも兼ねてまとめます。
・ずっしり重たく、中身が詰まっているもの
・芽が出ていないもの
・全体的に丸いもの
・皮が白いもの
・根の部分がきれいになもの
・青森県産
大粒で甘味があり風味も豊か。生食でも加熱でもどちらでもOK。
・中国産
とにかく安く済ませたい方へ。
・スペイン産
マイルドな味わい。香り付けや付け合わせに。
個人的にはパスタにはスペイン産がコスパ良くおすすめ!
ペペロンチーノの次はトマトソースを使ったパスタも!
99%知らない!?トマト缶の使い分けと酸味の飛ばし方について書いてます!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
それでは、また!
マイン
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