秋の味覚といえば、さんま!
美味しい季節がやってきました!
漢字で書くと秋刀魚。字の通り刀のような刀のような形状をしていることから言われています。
さんまは身離れがよくて食べやすく、皮も内臓も美味しく食べられる魚です。
今回は美味しいさんまの見分け方と、おしゃれレシピをご紹介したいと思います。
1.さんまの旬、最近の水揚げ状況
さんまの旬は、毎年9月〜10月の期間で漁獲されています。
さんまの漁獲地は、北海道や東北の三陸沖などの北の海域中心に水揚げされます。
シーズン後半には南下していき、千葉や伊豆半島まで来ますが、
サイズは小さく脂も少ない為、干物や缶詰といった加工用に充てられることも多いです。
ここで皆さんに質問なのですが、ここ最近のさんま高いと感じませんか?
それもそのはず。ここ数年さんまは大不漁。
軒並み不漁が続いているのが見て取れます。
一昔前まではさんま一匹100円ほどで買えていましたが、物にもよりますが今では200円から大きいものだと600〜700円まで上がっています。
大衆魚と言われてきたさんまもここまで上がってきてしまっているのが現状です。
2.美味しいさんまの見分け方
それでもさんまは食べたい!
そんな方には是非見ていただきたい。美味しいさんまを見分けるポイントは全部で5つあります。
①目が透明で澄んでいる。
目が透明でクリアなことに加えて、
黒目が黒くはっきりしているものが鮮度の良い証です。
②口先が黄色のもの。
さんまの口先(下顎)が黄色のものを選ぶようにしましょう。
時間が経つと黄色から赤っぽくなってしまうので簡単に見分けることができると思います。
③頭が小さく、背が盛り上がっている。
頭が小さく見えるくらい、背に張りがあってこんもりしており、厚みがあるもの。
ただし脂ののり具合は用途に分けてみても良いかもしれません。
お刺身や焼き魚にして食べる場合は、脂が乗っているものを選ぶとよいと思います。
一方で揚げ物をする場合は、
脂が乗っているとくどくなってしまうので、小さいサイズのものを使うとよいでしょう。
④ピンとしている。
実際にトレーに入っている場合は難しいですが、
鮮度の良いものは尻尾を持って頭を上にしても、刀のようにピンとします。
鮮度が落ちてくるとしなってきます。
⑤身に張りがある。
身に張りがあり、固いものを選びましょう。
どの魚もそうですが、鮮度が落ちてくるとお腹にある内臓が溶けて萎んでいきます。
身全体的に張りがあるものを選びましょう。
3.さんまを使ったおつまみパフェ
『さんまとしめじと蓮根の焼き飯』
・さんま…1尾
・しめじ…1/4個
・蓮根…4スライス
・ご飯…1人前
・ねぎ…適量
・しょうが…適量
・塩…適量
・醤油…大さじ1
・ごま油…適量
・バター…5g
・煮干し粉…適量(あれば)
作り方はインスタに載せていますので、是非チェックしてみてください!
今回のポイントをまとめます。
さんまはふっくらパリッと焼く
さんまは身がふっくら仕上がるように蓋をして、片面7〜8分かけて弱火でじっくり火入れを行いました。最後は蓋を取り、表面パリッと仕上げます。
味のグラデーション
しめじは醤油、酒、みりんを入れました。
醤油ベースにみりんの甘さが際立つ味になっております。
一方で、蓮根は醤油とバター。
同じ醤油ベースでありながら、
しめじの甘塩っぱさから始まり、蓮根のバターの効いたコクが押し寄せて味が変化していきます。
カリっとした食感をアクセントに
柔らかいだけだと面白くないので、ご飯を薄く伸ばして、焼きおにぎり風にカリっと仕上げました。
ごま油を使っているので、焼いた香ばしさとごまの香りが広がります。
さんまは今が買いです!!
ちょうど今の時期店頭では、生さんまが並んでいると思います。
通常売られているさんまは(解凍)と書かれていると思います。
こちらは前年のシーズン時期に漁獲されたものを解凍して、
販売しているものが大半なので、生さんまと品質を比べると全くの別物です。
是非、店頭で見てみてください!
その他にも知っていると得する!食の知識を発信しています。
・ホールトマト缶、カットトマト缶は使い分ける必要ある??
・塩に旨みが存在する??
・鶏肉の種類とは などなど
気になる記事があったら是非読んでみて下さいね!
それでは、また!
マイン
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